ミシン針には9番、11番、14番などがあり、生地の厚さによって使い分けるのが基本です。
私も基本的には生地に合わせて針を変えていますが、バッグや小物を作っていると、途中で布が何枚も重なって急に厚くなることがあります。
そんなときは「今回は厚いところがあるから」と、最初から14番で縫ってしまうこともあります。
途中で交換するのが面倒なのと、交換するのを忘れることもあるので(笑)。
一方、ミシン糸はというと、私はほとんど60番。
針ほど細かく使い分けていません。
この記事では、家庭用ミシンを長く使ってきた中で、私が実際にミシン針と糸をどう使い分けているのかを書いてみます。
家庭用ミシン針は、生地の厚さで選ぶのが基本
家庭用ミシン針は、生地の厚さに合わせて番手を選びます。
私が持っているのは、9番・11番・14番・16番とニット用です。
一般生地用の針では、おおまかに
- 9番:薄い生地
- 11番:一般的な生地
- 14番:少し厚みのある生地
- 16番:厚い生地
という使い分けが目安になります。
ニットを縫うときには、ニット用の針を使っています。

全部持ってはいるものの、実際によく使っている番手はかなり偏っています。
私がよく使うのは11番と14番
一番よく使っているのは、11番と14番です。
普通のシーチングなどを縫うときは11番。
バッグなどで厚みのある生地を使うときは14番を選ぶことが多いです。
9番と16番も持っていますが、実はほとんど使っていません。
薄手だから必ず9番、厚手だから必ず16番というより、私が普段作っているバッグや小物では、11番と14番で間に合うことが多いからです。
もちろん、生地によっては針を変えます。
たとえば普通のシーチングを14番で縫うと、私にはちょっと針が太すぎる感じがします。
針がスッと入るというより、生地を「プツ、プツ」と刺していくような感じ。
そんなときは11番に替えて縫っています。
私が普段使っているのは、オルガンの家庭用ミシン針です。
特に11番と14番をよく使うので、この2種類は切らさないようにしています。
オルガン 家庭用ミシン針HA×1【5本入り】を楽天市場 キンカ堂で見る
バッグを作るときは、途中の厚みも考えて針を選ぶ
バッグを作るときは、一枚の生地の厚さだけではなく、縫っている途中でどのくらい厚くなるかも考えて針を選んでいます。
表布と内布を合わせたり、縫い代が重なったりすると、縫う場所によってかなり厚みが変わります。

このランチバッグに使ったのは、デニムとキャンバス生地です。
キャンバスは、プラモデル柄を見つけて「これだ!」と思い、何を作るかも決めずに買ってしまったもの(笑)。
こうしたバッグは、生地が何枚も重なる部分もあります。
途中に厚い部分があると分かっているときは、私は最初から14番で縫ってしまうこともあります。
本来は縫う生地や厚みに合わせて針を選ぶのが基本ですが、途中で針を交換するのが面倒なのと、交換しようと思っていても忘れてそのまま縫ってしまうことがあるので、「今回は14番でいこう」と最初に決めてしまうことがあります。
ただし、14番にしておけば厚いところが何でも縫える、というわけではありません。
縫い代が何枚も重なった段差などは、針だけでなく押さえの傾きや布の送り方にも気をつけています。
ミシン糸は、基本60番を使っています
針は生地によって11番と14番を使い分けていますが、糸はそこまで細かく使い分けていません。
私が普段使っているのは、基本的に60番です。
バッグでも小物でも60番を使うことが多く、太さを変えるというより、生地に合う色を選ぶことの方が多いです。

ただ、家にある糸は全部自分で買いそろえたものではありません。
母が使っていた糸があったり、以前オークションで布を買ったときにおまけでもらった工場用の糸があったり。
そのため、60番だけでなく80番や100番など、いろいろな糸が混ざっています。
80番や100番も、使えるところでは使っています
基本は60番ですが、手元にある80番や100番も、色が合えば使うことがあります。

ただし、持ち手など負荷がかかるところに積極的に使うのではなく、バッグの内布やちょっとしたポーチなど、あまり負荷がかからないところで使うくらいです。
私が持っている80番や100番には工場用の糸なども混ざっているので、「80番なら必ずここ」「100番ならここ」と番手だけで用途を決めているわけではありません。
基本は60番。
手元にある糸も、使えそうなところなら使う。
今のところ、そんな使い方に落ち着いています。
工場用の大巻糸を使うこともあります
手元にある糸の中には、工場用の大巻糸もあります。
母が使っていたものや、布を買ったときにおまけでもらったものなど、いつの間にかいろいろな糸が集まりました。
大巻糸を使うときは、父に作ってもらった糸立てを使っています。
市販の糸立てを見せて「こういうの作って」とお願いして作ってもらったものです。

ミシンの横に置いて、上から糸を引き出して使っています。
使いかけの針は、番手が分かるようにしています

ミシン針を途中で交換すると、困るのが「この針、何番だったっけ?」ということ。
私は使いかけの針を、番手の数字をハンコで押したピンクッションに刺して保管しています。
これなら外した針が何番だったか分からなくならず、次に使うときにもすぐ選べます。
ほんのちょっとしたことですが、11番と14番をよく交換する私には便利な方法です。
「なんだか縫いにくい」と感じたら針を確認
ミシン針は、曲がったり折れたりしたときはもちろん交換します。
ただ私は、「何時間使ったら交換」というように交換時期を決めているわけではありません。
今まで普通に縫えていたのに、なんだか針がスムーズに布へ入っていかない。
太い針で薄い布を縫ったときのように、「プツ、プツ」と刺さっていく感じがする。
そんな違和感が出てきたら、一度針を外して針先の状態を確認しています。
針先が丸くなっているように感じたら、新しい針に交換。
交換していつもの縫い心地に戻ると、「やっぱり針だったか」と分かることもあります。
針は小さな部品ですが、縫っていて「いつもと何か違う」と感じたときに確認するところのひとつです。
まとめ|基本を知ったうえで、作るものに合わせて選んでいます
ミシン針は、生地の厚さに合わせて番手を選ぶのが基本です。
私の場合、普段よく使うのは11番と14番。
バッグなど途中で厚くなることが分かっているものは、最初から14番で縫うこともあります。
一方、ミシン糸はほとんど60番。
80番や100番も手元にありますが、色や使う場所を考えながら使っています。
長くミシンを使っていても、毎回きっちり「この生地にはこの針、この糸」と決めているわけではありません。
基本の組み合わせを知ったうえで、作るものや生地の重なり方、実際に縫ったときの感覚を見ながら選ぶ。
それが今の私の使い方です。



コメント